紙綴り

紙綴り · 14日 12月 2017
杉皮と楮の割合は模索しながらでしたが、最後は青木家の愛犬のような和紙になりました。 その後は大急ぎで後藤さん宛に発送。後藤家のマンション一室には、古めかしい小型活版印刷機があり一枚一枚手刷りしています。去年は2日間、印刷と祝日の赤丸印押しのお手伝いをしました。活版印刷は何とも心地の良いもので、ものづくりの良さを体感しました。赤丸印はなんと楮の小枝(がら棒、かずん棒)を利用している。今年は、ささやかなからこのかずん棒印のみのお手伝いとなったが、その手間はなかなかのものだった。 紙綴り暦は税込み1200円。発行所は紙綴り事務局 〒173-0033東京都板橋区大山西町54-12-201 後藤敦子、郵便振替10010-74803711 口座名義紙綴り ゆうちょ銀行008店 普通7480371です。紙すきと印刷の手間を考えるととてもお買い得です。和紙好きの方は今年のカレンダーにいかがでしょうか?
紙綴り · 14日 12月 2017
紙綴りとは…「全国各地で手漉和紙制作に携わる女性のネットワーク」で、和紙のカレンダーや和紙に対する想いを各々の和紙に綴った冊子『紙綴り』を作製している。 紙綴りの存在を知ったのは、埼玉県鳩山町で紙を漉くうずら堂の新井悦美さんから『紙綴り』を見せて頂いたことに始まる。その時は新井さんのお手伝いをしていた時で、私にとっては憧れの存在だった。いつか参加したいと思いつつ、月日は流れ…ふるさと工房でわだときわさんが働いていた頃再びわださんから紙綴りを大事にしている想いを聞いて「あ~いいな~」と思いながらなかなか言い出せず再び月日は流れていきました。そして去年、青年の集い杉原大会の際に内山和紙の上埜暁子さんから声をかけて頂き、事務局の後藤さんにその場で承諾、参加させて頂くことになりました。 紙綴り暦には、2017年版から参加、9-10月版を担当しました。土佐楮100%に自家製のトロロアオイを使用し、柿渋をアルギン酸ソーダで固め型染めした和紙です。2018年版は、檜原村で青木泰子さんと作りました。檜原の杉皮、東京多摩産の楮とトロロアオイを使用。杉皮と楮の割合は泰子さんに決めてもらいました。